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Remodeling

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外から見ると、石で覆われてどっしりとした趣のある蔵。蔵の立地場所が良く、窯場と工房に使えたらと大工さんに見てもらうと、この蔵は実は木造、石は化粧なので、どうにでもリモデルすることができるとのこと。さっそくデザインに取り掛かりました。
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南北に長い蔵。南側の庭が見えるオープンな場所を工房に、窯を北側に置くデザインに。窯焚き作業に掛ける時間よりも、作品のデザイン、成型にかかる時間が大幅に大きいのです。
棟には昭和26年とあります。以前はミカンの保存庫として利用されていたようです。3つの部屋に分かれていていました。そのうちの一つは急階段が備え付けられて2階へ上がれました。
3つの部屋は2つにします。窯を奥まで通す為に南側の壁に大きな間口を開けました。4枚ガラスのスライディングドア、電動シャッターを設けます。
窯部屋と工房の間にもガラスのスライディングドアを付けました。冬場は部屋を小さくすることで寒さを防げます。
窯場の床面を平らにする為、古く劣化したコンクリートを解体し、新しいコンクリートを敷きます。窯付近の壁には耐火ボードを取り付けました。
南側の大きな窓の外には、外作業もできるように広いコンクリートステップを付けました。
ここから窯を搬入します。
床板と階段を再利用してロフトを設けました。天井の構造と板の風合いがとても良く、天井をライトアップすることにしました。ほぼ、再利用して施工され、新しい木材は僅かでした。
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