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Sustainability 自然の恵みを大切に・・・

粘土は焼成しない限り水を加えることで何度でも使うことができます。削った粘土カスは種類ごとに分けて樽やビニール袋に集めておきます。水を含ませてよく練り、新しい粘土と合わせて再び使用します。
釉薬も自然の原料をミックスしたものです。バケツや柄杓、手に残った釉薬は水の中で落とし、また同じ釉薬バケツに戻します。置いておくと沈殿するので、使用する時は上水を捨て​て攪拌します。少しでも無駄にしないように使います。
粘土や原料を無駄にしない
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灯油窯の操作はアナログ的です。燃料が目に見え、オイルに火をつければ燃え、空気を送れば火力が増すという単純な仕組みです。

焼き上がりにムラができることもあるなど、綺麗に出来過ぎないところも気に入っています。なるべく昔ながらの焼き方に近く、でも、ある程度安定して焼成と供給ができます。

また、灯油には臭いがあり目に見える液体で、プロパンガスに比べ燃えにくいことから、安全性が高く比較的安価です。

なるべく自然にかかる負担を小さくしながら、自分の作品作りを続けていきたいと思っています。

私にとって灯油窯を使う事は、自分の求めるものがよりスムーズに、よりスマートに、より自然に近いようにできる事と思っています。
灯油窯を使って
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